研究レポート

先読みエネルギー問題 「イラクの代替石油輸出ルートはなぜ機能しないのか」

執筆者 吉岡 明子
概要 2026年2月末以降、ホルムズ海峡は事実上封鎖された状態となっている。その影響を大きく受けた国の一つがイラクである。イラクの石油輸出の大部分は、南部油田で生産された原油をペルシャ湾経由で・・・
要旨 ホルムズ海峡の事実上の封鎖により、南部油田からペルシャ湾経由で輸出してきたイラクの原油輸出は急減した。トルコ、ヨルダン、シリア、サウジ方面には代替ルートや構想があるものの、国内輸送能力の不足、老朽化、治安、財政制約、通過国との政治関係が障害となり、短期的に南部輸出を代替することは難しい。エネルギー安全保障には、輸送能力だけでなく、インフラを維持する政治的条件の分析が不可欠である。
キーワード ホルムズ海峡、イラク、石油パイプライン
メディア情報 HP (2026年6月8日)
URL https://test-eneken.mvmt.jp/journal/sakiyomi_energy_issues.html
論文PDF https://test-eneken.mvmt.jp/data/13297.pdf