研究レポート

エネルギー戦略Insights 「気候現実主義を考える」

執筆者 小林 良和
概要  気候変動対策をめぐる議論の中で、「気候現実主義(Climate Realism)」という概念が注目されるようになっている。この用語は現在、欧米の様々なシンクタンクや専門家の間で用いられるようになっている。その代表的な論者である・・・
要旨  気候現実主義は、パリ協定目標の未達を前提に各国の事情に応じた現実的対策を重視する考え方で、国際枠組みの揺らぎやエネルギー価格高騰を背景にその影響力が徐々に拡大しつつある。一方で、気候変動問題の本質的な解決策を提示していないとの批判も強く、今後の中東情勢次第では強化・後退の両面のシナリオがあり得る。日本はその台頭に惑わされることなく、従来通り「S+3E」の原則に基づいた排出削減を進めていくべきである。
キーワード insights、気候変動対策、気候現実主義、現実主義、S+3E
メディア情報 HP (2026年4月3日)
URL https://test-eneken.mvmt.jp/journal/energy_strategy_insights.html
論文PDF https://test-eneken.mvmt.jp/data/13166.pdf